他馬や周りを気にして集中力が無くなる馬は、ブリンカーやシャドーロールなどの矯正馬具を装着しています。

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馬の性質や適正を知る

馬にも様々な性格があるでも少しお話しましたが、競馬を始めるにあたって競馬初心者の方にぜひ覚えておいていただきたいのは、馬にはその馬特有の性質や適性があるということです。

 

人間にもせっかちな人もいればのんびりした人もいるように、馬にも気性の激しい馬、おとなしい馬、怖がりな馬などさまざまな特徴を持っています。
この気性は競馬ではレースでの位置取りや適正距離に大きく関係してきます。

 

一般的には気性の激しい馬というのは前半からムキになって走ってしまうので、比較的距離の短いレースを走る馬や逃げ・先行馬が多いと言われています。
逆に気性がおとなしい馬は操縦性も高く、無駄に力を使わないので、距離の長いレースが得意な馬が多いようです。

 

それなら気性がおとなしい馬の方が良いかと言ったら、一概にはそうとも言えません。
おとなしくても馬を怖がってしまうような馬は、馬込みの中を走ったりすると精神的にパニックなってしまい、全くレースにならなくなってしまうようなケースもあります。
こういった馬は、逃げるか最後方から行くか、といったような極端なレースしかできないようです。

 

逆に気性の激しい馬も、その気性の激しさが負けん気の強さにつながるような馬もいます。
そのような馬はあえて馬込みに入れて前に壁を作って馬に我慢をさせ、勝負どころでその勝負根性を発揮し馬群を割ってくるような競馬を得意とするケースもあります。

 

また、他馬や周りを気にして集中力が無くなってしまう馬もいます。

馬は視野が広く警戒心が強い動物なので、気になってしまうのだと思います。
そういった馬はブリンカーやシャドーロールなどの矯正馬具をつけていることが多いです。
ブリンカーは馬の視野を狭くすることで、馬の集中力を上げる効果があります。
ブリンカーを付けてレースを走る馬は、馬柱に「B」という文字が書いてあります。
チークピーシーズという馬具にも同じような効果が見込めます。

 

シャドーロールは臆病で自分の影などに驚いてしまう馬の、下方の視界を遮って走りに集中させようというものです。また、頭の高い走りをする馬のフォームの矯正にも使用されます。
よく見るメンコ(覆面)などは音に驚いてしまう馬の耳に被せることで、それを軽減しようとする物ですが、オシャレ目的でも使用されます。

 

といったように装着している馬具などからも馬の性質を推測することができます。