外回りの直線は404mあり、平坦なので差し・追い込み馬の強襲が決まりやすいです。

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京都競馬場の特徴

コース形状

右回り

芝コース

外回り1894m 直線404m
内回り1783m 直線328m オーバーシード

ダートコース

1608m 直線329m

障害コース

1414m

開催G1

天皇賞・春、秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルCS

 

心臓破りの丘

3コーナーに小高い丘のように設けられた坂の高低差は、外回りで4.3m、内回りで3.1mもあります。
向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて下ります。
この丘をのぞくと直線も含めてほとんど平坦です。
以前は「ゆっくり上り、ゆっくり下れ」と言われていましたが、最近は坂の下りで勢いをつけて直線へ向かうパターンが増えてきました。

 

瞬発力が生きる高速馬場

3コーナーの急なアップダウンは確かに無難ですが、ここさえうまくこなせば余力を残して直線に向けます。
しかも他は平坦なので他場に比べて速い時計が出やすいのです。これはダートでも同じことが言えます。

 

内回りは器用さが必要

外回りに比べてコンパクトで明らかに先行有利です。
コーナーのカーブがタイトなので、器用さも要求されます。

 

外回りは差し・追い込み有利

外回りの直線は404mあり、新潟外回り、東京に次いで3番目に長い。
おまけに平坦なので差し・追い込み馬の強襲が決まりやすいのです。

 

生け垣が勝負を分ける

3コーナーから4コーナーにかけて、内回りと外回りは生け垣で隔てられています。
外回りだと、直線を向いた途端に生け垣が切れて、いきなり前が開けます。
後続馬はこの生け垣をゆっくり回り、ポッカリあいたインコースに突っ込むことが出来るのです。

 

 

主なコース・距離別のポイント

芝1200m・内回り

スタート地点は向正面の直線の半ば。コーナーに向けては上り坂ですが、コーナーの入り口から一気に坂を下ることになります。
最後の直線が平坦で短いため、逃げ・先行馬に有利です。
時計も速くなりがちで、差し馬はどのくらい速い上りの脚を使えるかが問われます。

 

芝1400m・外回り

スタート地点は内回りのやや右側ですが、3コーナーに向かって坂を上り、下り坂で加速しながら4コーナーへ向かいます。
直線入り口が内回りとの合流地点となります。
そのため、有利にレースをしていた先行馬も加速がつきすぎてコーナーリングを失敗すると、脚を溜めてインを突く後続馬に内をすくわれる事があります。
同距離の内回りとは性質がまったく異なるので、内回り1400mを勝ち上がってきた馬については距離適性よりもコース適性の有無を見極めたほうがいいでしょう。

 

芝1600m・外回り

2コーナー奥のポケットからスタートします。
3コーナーまでは700mもあるので枠順の有利不利は関係ありません。
コーナーも2回のみで、最後の直線も平坦で400m以上あり、脚質よりはこのコースへの適性が問われます。
たとえばこのコースで行われるマイルチャンピオンシップでは、同じ馬が複数年にわたって好走する例が目立っています。

 

芝1800m・外回り

芝1600m外回りのスタート地点から200m下がったスタートです。
2コーナーポケットの最奥からスタートするため、3コーナーまでは900mもあり、枠順は関係ありません。
前半はスローペースになりやすく、逃げ・先行馬に有利ですが、ロングスパートが出来る差し馬も台頭します。

 

芝2000m・内回り

メインスタンドの前から発走する秋華賞のコースですが、多頭数だと最終コーナーでゴチャつきやすく非常にリスキーです。
好位を確保するには内枠がやや有利ですが、テン(スタート)からペースが速くなりやすく、上り3ハロンのタイムもかなり速いですが、前は簡単に止まりません。
3コーナー過ぎたあたりで後続が早めに仕掛けると乱ペースとなり、差し馬が台頭する余地はあります。
ただし、本来は先行抜け出しが理想で、差し馬なら4コーナーで馬群の中団より前につけられる好位差しが出来るかどうかが明暗を分けます。

 

芝2200m・外回り

エリザベス女王杯のコースで、実力馬が底力を発揮しやすいコースです。
メインスタンド前の直線入り口からスタートして外回りを1周します。
1コーナーまで400mあるため、枠の内外は問いません。
前半はスローペースになりやすく、3コーナーの下り坂から一気にペースが上がります。
ロングスパートの末脚比べになるので速い上りタイムがある馬に有利ですが、前半のペース次第で逃げ・先行馬の前残りもあり得ます。

 

芝2400m・外回り

4コーナー奥のポケットからスタートし、最初の直線は600mです。
枠順に有利不利はなく、スローペースで上り勝負の競馬になる事が多いようです。
4コーナーでインを突ける差し馬に魅力があります。

 

芝3000m・外回り

菊花賞とオープンレースのみで使用される特別なコースです。
スタート地点は向正面で外回りコースを1周半するため、距離ロスのない内枠で主導権の取れる先行馬はレースがしやすいでしょう。
前半はスローペースで2週目3コーナーの下りからペースアップするケースが多く、直線が平坦なために上り勝負の競馬になりやすいのです。
そのため、後方待機型でも4コーナーでは好位に上がっていることが必要です。

 

芝3200m・外回り

天皇賞・春専用コースです。菊花賞より200m伸びるだけですが、菊花賞はAコース(幅35m)で天皇賞・春はDコース(幅25m)です。
差し馬が4コーナーで外を回ると距離ロスが大きく、届かない事もあります。

 

ダート1200m

3コーナーまで緩やかに上がり、3~4コーナーを下って最後の直線に向かいます。
枠順にあまり影響はされませんが、多頭数の大外枠はマイナスでしょう。
スタートダッシュを利かせて、粘り込む逃げ・先行タイプが有利です。

 

ダート1800m

スタートから1コーナーまで280mで、好位を確保するためには内枠が有利で、コーナーで外々を回される外枠は不利です。
内枠に入った逃げ・先行馬に良績が集中しています。